俺が死ぬ。ただそれだけの話。
主人公:前川悠斗
ヒロイン:日月七海
生きている前川とすでに死んでいる日月との狂った恋愛話。
物語のはじまりは自殺したある高校生の噂を話す誰かの話から始まる。
最後は日月のために前川は崖から飛び降りあの世へ逝く。
-人物設定-
前川悠斗
白上高校2年
1年生の時に自殺未遂で保護された経験がある。その際、親は大変泣いていたが「なぜ泣いているのだろう?」と思うなど考え方に少し異常がある。
あと自殺しようと思った理由は特に無く単なる死への興味。
小さいときの記憶がない。
日月七海(亡くなった当時16)
約10年に事故でなくなった前川のいとこ。小さいときからすごく仲が良く、「大きくなったら結婚しようね。」と誓った仲でもある。
物語の最後であの世についてくるように前川に頼みついてきてもらう。本人いわく「悠斗は命より大事な物」なのだそう。
-物語序盤-
再度自殺を試みた前川は人気の無い崖へ行き、飛び降りようとするが、謎の女子高生が止める。
その女子高生の名は日月七海という。そこから不思議な彼女との日常が始まる
-物語中盤-
大学受験という目標に生きる希望を見出していた前川。生き生きとした日々を送れるようになったはいいものの、日月と会う日もあまり無くなっていた。
そこから日月が狂う
-物語終盤-
無事大学受験も合格して喜ぶ前川
は合格したことと全く会えなかったことを日月に謝りに行くためにあの日出会った崖へ行くことに。
そこに日月はいたが様子がおかしい。怒っているのだろうかと焦る前川は必死に会えなかったことを謝る。そこで日月は「そんなに許して欲しいなら私のいうことを三つ聞いて欲しい。」と言う。了承した前川は、まず「日月を抱きしめること」「これからずっと一緒にいること」「日月がどこにいようとも付いてきてくれること」の三つを約束してしまう。